岩手県内各地で桜が見頃となるなか、北上市の名所・展勝地も8日、多くの人でにぎわいました。

 展勝地の全長2キロの桜並木は今まさに見頃を迎えています。大正時代、北上川東側の川沿いに桜の木のを植樹して開園した展勝地。桜並木を始め、周辺に植えられた1万本の桜が一帯を彩る姿は全国的に知られています。今月3日に開花したあと、最初の週末となった8日は、7日までの雨も止み午前中から多くの家族連れなどでにぎわいました。

(花見客)
「初めて来てびっくりです。端から端まできれいで、満開でよかった」
「とてもきれいです。こんなにきれいだとは思わなかった。感動しています」

 展勝地では、恒例のさくらまつりが当初の予定を前倒しして9日に開幕します。新型コロナ禍前のイベントがほぼ復活する予定で、30日までの期間中に20万人の来場者が見込まれています。