ロシアの情報機関にスパイ容疑で拘束されたアメリカの有力紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」の記者が起訴されたと、ロシアメディアが報じました。
インタファクス通信は7日、消息筋の話として、「ウォール・ストリート・ジャーナル」のモスクワ支局特派員エバン・ガーシュコビッチ氏がスパイ活動の罪で起訴されたと報じました。
ロシアの情報機関、FSB=連邦保安局は先月30日、ガーシュコビッチ氏を拘束し、「アメリカ側の指示を受け、ロシアの軍需企業に関する国家機密情報を収集していた」と発表していました。
ロシア外務省は6日、リャプコフ外務次官とアメリカのトレーシー駐ロシア大使が協議を行ったとしていて、トレーシー氏はガーシュコビッチ氏の解放を求めたものとみられますが、ロシア側は「現行犯で拘束した」と強調したということです。
起訴により拘束はさらに長期化する見通しで、アメリカ側の反発は必至です。
注目の記事
「やっと技術が認められた」従業員約70人の町工場が開発 量産可能な最高水準の緩み止め性能のボルト 【苦節21年の道のり 開発編】

“ポンコツ一家”で過ごした5年間 認知症の母と一発屋芸人 にしおかすみこさんが語る「ダメと言わない」介護【前編】

「下請け」は"NGワード" 法改正で消える暗黙の上下関係 フリーランスも保護【2026年から変わること】

パンや味噌汁でもアルコールを検知してしまう?飲酒してなくても摘発されてしまうのか 警察に聞いてみた

【実録・詐欺犯VS警察官】 詐欺電話を受けたのは“本物の警察官”「信号検査・逮捕令状・強制捜査」次々に出る専門用語…人々が騙される巧妙な手口を公開

3年で20本が切断…台湾「海底ケーブル」が直面する脅威と中国の影 最前線・沿岸警備隊パトロールに日本メディア初密着【後編】









