長野駅周辺で、ホテルの開業が相次いでいます。
先週オープンした新たなホテルを取材しました。


3月31日にオープンした、東横INN長野駅東口。

東横インにとって、長野駅周辺では善光寺口に続く2軒目の開業です。


■東横イン・黒田麻衣子社長「満室に近い状態をずっと続けてまいりましたので、客室数が足りないと思っておりまして 長野にもう一軒ほしいなと」


長野駅周辺では、今年1月、善光寺口にスマイルホテルが開業したのを皮切りに、ホテルのオープンなどが相次いでいます。


東口では、3月31日に営業を終えた相鉄フレッサインにかわって、4月1日に市内の企業が運営するホテルコートランドが開業。


その隣にあり、新型コロナの感染対策で休業中のホテルリブマックスは、6月から営業を再開します。


そのほか、去年営業終了した旧ホテルメルパルク長野では、菓子の製造販売を手がけるシャトレーゼが宿泊事業を始める予定です。

なぜ新規オープンが相次ぐのか…

東横インではインバウンドをはじめとしたアフターコロナの観光需要を見込んでいます。


■東横INN長野駅東口 寺澤啓子支配人「コロナ禍が収束になってくる中で、今街をを歩いていると欧米系の方が多くなっていまして、そういった方々がバスで来たりツアーで組んで来るということもあるので、そういったところを抜けなくキャッチしていければ」


このホテルでは、部屋の広さにこだわるという欧米の客やファミリー層の需要を見込み、最大4人まで宿泊できるトリプルルームを13部屋用意。


観光バスの団体客にも対応できるように、大型バス4台が止められる駐車場を設けるなどして競争力を高めています。

開業ラッシュに見合う人出は戻ってくるのか、春の観光シーズンは、これから本格化していきます。