今年3月、島根県雲南市立の保育園で、新型コロナ対策用の消毒液をなめた女の子が、意識を失い、救急搬送されていたことが分かりました。
雲南市によりますと、この女の子は3月28日の午後3時半ごろ、園内で「目がぐるぐるする」と訴え、体に力が入らず、自分で立てなくなったということです。
親が市内の医療機関へ連れて行きましたが原因が分からず、女の子は意識を失ってしまったため、出雲市の島根県立中央病院に救急搬送されました。
女の子は午後9時半頃に目を覚まし、「手指消毒用のアルコールをたくさん舐めた」と話したため、検査したところ、「急性アルコール中毒」と診断されました。
雲南市はその翌日、市内の教育・保育施設すべてに、アルコール消毒を使用する場合は職員の監督のもとで行うなど、注意喚起を行ったということです。
診察した島根県立中央病院小児科の平出智裕医師は「このような事案は世界中で報告されており、子どもは好奇心でなめたりするので、消毒液は子どもの手の届かないところに置き、使用する場合は親の指導のもとで行うなど、注意が必要」と話しています。
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