“34の罪”中身は 「重罪」のワケは?
山本恵里伽キャスター
トランプ前大統領が起訴された34件の罪の中身について見ていきます。

起訴状などによりますと、警察側が主張する34件の罪は全てトランプ氏が不倫相手に口止め料を支払った疑惑でビジネス記録を解散したというものです。そして問題となっているのが口止めのタイミングです。
口止め料の支払いは2016年の大統領選の前に行われたとされていて、警察側はトランプ氏が自分にとって大統領選に不利に働く情報を意図的に隠したと主張をしています。
こうした他の犯罪を隠すためにビジネス記録を解散した場合、ニューヨーク州の刑法では最大4年の禁固刑が科される重罪扱いとなります。一方のトランプ氏は34件の罪全て無罪を主張しています。
小川彩佳キャスター
トランプ氏にとって痛手となるかと思いきや、大統領候補としての支持率は世論調査で上がっているということです。
慶應義塾大学 宮田裕章 教授
共和党の支持者の中でトランプ支持率は一連の中でどんどん上がっています。トランプ氏自身、この法廷に行くまでもSNSでアピールしています。
現時点ではむしろ大統領選で優位になったのではないかということで、トランプ氏が終わりということではなく、ここからまさに混迷するアメリカを注目するべき事態だと思います














