アメリカの大統領経験者として、初めて被告人となったトランプ氏。法廷では「無罪」を主張し、徹底抗戦の構えを見せています。JNNはトランプ氏の法廷での様子を取材しました。そして、トランプ氏が起訴されたのが34の罪。その具体的な中身はどうなっているのでしょうか。
トランプ氏「無罪」主張 法廷での様子は

トランプ前大統領
「ありがとう。我々がこの国を救わなければならない」
起訴されたトランプ氏は支持者を前に演説をし、検察側と“全面対決する姿勢“を見せました。
トランプ氏
「地方のダメな検事が大統領を史上初めて被告人にした」
「法の専門家がそろって事件ではないと指摘している。事件ではないんです」
4日朝、トランプ氏が出頭したニューヨークの検察前の公園では、反トランプ・親トランプの双方が集会を開いていました。

トランプ氏・反対派
「罪をおかしたのであれば、その責任を負うべきです。トランプ氏は数多くの罪をおかしたので」
トランプ氏・支持派
「なんでトランプだけ責められるのか。バイデンはどうなのか。
信じられない。(トランプ氏以外)他に誰も責められていない」

裁判所に姿を現したトランプ氏。
罪状認否は1時間ほど行われ、そこではビジネス記録を改ざんしたとして“34件の罪で起訴”されたことが判明しました。
これ対してトランプ氏は「無罪です」と一言だけ答えました。
JNNの記者が裁判の傍聴をし、トランプ氏の様子を取材しました。
記者
「いつものトランプ氏の様子とは違い、かなりおとなしい様子で入り、その後も肩をすくめて座り、おとなしくしていたのが印象的」

トランプ氏の脇に3人の弁護士がいたものの、トランプ氏と弁護士の間で会話はほとんどありませんでした。
その後、フロリダ州に戻ると、
いつもの“トランプ節“を見せていました。

トランプ氏
「過去最悪だった5人の大統領をあわせてもバイデンがもたらした崩壊には及ばない。」
「暗雲が垂れ込めているが、我々はアメリカを再び偉大にする」
この機会をバイデン政権への批判につなげたいトランプ氏。裁判は来年の大統領選挙と並行して進むことになります。














