高校野球、春の九州大会出場をかけた大分県予選は5日決勝が行われ、大分舞鶴が藤蔭との白熱した投手戦を制し優勝しました。

九州大会大分県予選決勝はノーシードから勝ち上がった藤蔭と、準決勝で明豊を破った大分舞鶴との一戦。試合は1回裏、舞鶴が藤蔭先発・松石の立ち上がりを攻め満塁のチャンスを作ると6番・安部烈光がフォアボールを選び、押し出しで1点を先制します。

舞鶴の先発・渡邊の低めを丁寧に突くピッチングと固い守備で試合は白熱した投手戦に。8回表。藤蔭はこの試合初めてのノーアウトのランナーを出しますが、後続が打ちとられ、チャンスをいかすことができません。

渡邊は藤蔭打線をヒット2本におさえ3塁を踏ませない好投。結局、大分舞鶴が投手戦を制し1対0で4季ぶり5回目の優勝を果たしました。春の九州大会は4月22日から熊本県で開催されます。県勢は大分舞鶴とセンバツ推薦枠の大分商業が出場します。