焼津漁港(静岡県焼津市)を舞台とした冷凍カツオの窃盗事件。実際にカツオを抜き取る瞬間の映像が公開されました。
2021年3月11日、昼過ぎの焼津漁港。1台のトラックが冷凍カツオの積み込みをしています。午後1時9分、積み込みが終わり、トラックはその場を去りました。しかし、約3分後、またトラックは戻って積み込みを始めました。計量を行っていない冷凍カツオの積み込み、すなわち窃盗の瞬間です。
白昼堂々、犯行が行われていたことがうかがえます。焼津漁港で繰り返されていた冷凍カツオの窃盗事件。これまでに、焼津漁協の職員や水産加工会社などが関与したとして摘発されています。
<明豊漁業 松永賢治社長>
「漁協の方からの改善案の進展があり、謝罪もあったので、ある程度(船会社側で)同意して、共同歩調をとった形になった」
一連の事件で被害を受けた6つの船会社の代表者が4月4日、記者会見を開き、焼津漁協が提示した和解案を受け入れると発表しました。焼津漁協の和解案は、船会社15社に対して、総額で7億円を賠償するとの内容で、これまでに10社が受け入れる意思を示しているということです。船会社側は和解案を受け入れた理由について、今後も取引を続けていく必要があることなどを挙げています。
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