WBC・侍ジャパンのコーチとして世界一に貢献した島根県浜田市出身の清水雅治さんが、4日、地元浜田市で優勝報告をし金メダルも披露してくれました。
また、BSSは3日、清水コーチに単独インタビュー。大谷選手、そして栗山監督について語ってくれました。

4日、浜田市役所の玄関で花束を受けとった清水さん。その後、久保田章市市長にWBC優勝の報告をし金メダルも披露しました。

侍ジャパン 外野守備・走塁コーチ 清水雅治さん
「選手のおかげですごい感動しました。超一流の選手が集中する姿はすごくかっこよかった」

清水さんは2017年から日本代表のコーチを務め、今回のWBCでは、外野守備・走塁コーチとして世界一に貢献しました。

そんな清水さんにBSSは3日、単独インタビューを実施。今回のWBCについて話を聞きました。

侍ジャパン 外野守備・走塁コーチ 清水雅治さん
「(決勝戦)まさか大谷とトラウトが最後になるとは…これすごいなと思いながら見ていましたね。抑えることしか考えていなくて、これが最後の場面で訪れるんだと思うと、鳥肌立つような感覚で見ていましたね」

今や世界のスーパースター、一緒に戦った大谷翔平選手については。

侍ジャパン 外野守備・走塁コーチ 清水雅治さん
「見たままです、見たまま。非の打ちどころがないすばらしい選手です。陰の努力をしますし、コミュニケーション能力もありますし、顔も良いですし、スタイルも良いですし、実力もありますし、何にも言うことない素晴らしい選手です。あそこでやっぱり出るんですよね。今回のWBCですごく感じたんですけど、一流選手が集中した時って、すごく結果を出すなあと。すごいなと思って見ていました」

また、チームをまとめ上げ、いまや理想の上司として大注目の栗山英樹監督については。

侍ジャパン 外野守備・走塁コーチ 清水雅治さん
「栗山監督はまさにいまよく言われるんですけど、『信じる力』『信頼』文字通りなんですけど、信じて頼る、任せてっていう感じなんですよね。本当に固定観念がないですし、決めつけることがないので、僕らもスタッフもそうですし、全面的に信用してくれて『もう仕事任せたよ』というかたちにされるので、やっている方にしては意気に感じてできますよね。そういうところは本当にすごいと思いますし、作戦も含め、色んな事を考えられる監督さんだなと思います。理想の上司、間違いないです」

清水さんは近々、浜田市で初となる「浜田市エキスパート指導員」の委嘱を受ける予定で、今年度1年間、浜田市で暮らしながら地元のスポーツ少年団などに指導を行うということです。

侍ジャパン 外野守備・走塁コーチ 清水雅治さん
「浜田から縦じまのユニフォームを着る選手が育つことを祈ってます」