『海岸清掃と寿司握り体験』を通して、きれいな海や豊かな海について考える子どもたちの活動報告です。

【記者リポート】
「きれいな海と海の生き物を守ろうと、青空のもとで子どもたちが海岸清掃に励んでいます」

新潟市中央区の寄居浜で4日午前に行われた海岸清掃。
子どもたちに環境問題について考えるきっかけにしてもらおうと「新潟西ライオンズクラブ」が企画し、小中学生およそ30人が参加しました。

危険な物に触れないように、トングと軍手で慎重に拾っていきます。

「洗剤って強いものが多いから、海とかに流れちゃうと危ないと思う」

環境省によりますと、世界で年間800万トンの海洋ごみが発生しており、その8割がプラスチックゴミ。ペットボトルやレジ袋などです。

「これから先の海が心配ですね。魚とかが食べて、取れる魚の量が減ったりとか」
「海に来るいろいろな人達に、もうちょっと魚のことを考えて欲しい」

ペットボトルやプラスチックのトレーなど…、たった30分で大量の“ゴミ”が集まりました。

そしてゴミ拾いをしたあとは、海が育んだおいしい魚で“握り寿司”にも挑戦し。
海の環境問題とおいしい魚が密接に関わっていることを学びました。

「とってもおいしいです」
「魚めちゃくちゃ大好きなので、できるだけごみを少なくしたいなと思いました」

おいしい魚と、きれいな海をいつまでも…。
子どもに注意されないように、皆で真剣に考えましょう。
