こどもたちが放課後や休日に過ごす、こどもの第3の居場所を提供する施設が、長野市にオープンしました。


長野市のもんぜんぷら座にきのう(3日)オープンした、「ながのこどもわくわくカフェ」。

家庭や学校以外のこどもの「第3の居場所」を提供する施設で、市内の小学生以上のこどもが学習や食事の支援などを受けることができます。


寄付金や助成金を活用し、子どもの居場所作りに取り組む市内のNPO法人が運営します。


■ながのこどもの城いきいきプロジェクト小笠原憲子(おがさわら・のりこ)事務局長「コロナと重なったりする中で、保護者も疲れ切っているところがあったり、共働きの家庭で一人で家で食事をしている子どもたちもいて、もう少し開いてみんなのそばに寄り添ってあげることが必要かなと」

カフェは空き店舗となっていた場所を市から借りて開設し、畳の小上がりは子どもたちが本を読んだり、くつろぐスペースに。


キッチンを新たに設置し、食事の支援も行います。


施設では、子どもたちへの学習支援のほか、月に1回、保護者を対象に妊娠から子育てに関する相談も受け付けます。

■小笠原事務局長「地域の人たちや違う学校の友達とも交わうこともできて、そういう中で社会性が育つ。いろんな人たちと関わった思い出が子どもたちの心の中に残っていってほしいと思います」


利用時間は平日の午後3時から8時(第1・3水曜日は休み)までと、第1、第3日曜日の午前10時から午後3時まで。


定員は20人で、事前の登録と予約が必要ですが、無料で利用することができます。