店内には大量のガラス わずか5分の犯行
名古屋市中区で、ブランド品のバッグやネックレスなど100点以上が盗まれました。防犯カメラが手荒な犯行の様子を捉えていました。


中区丸の内の、ブランド品買い取り販売店に設置された防犯カメラの映像。
3日午前4時すぎ、画面の奥、店の出入口のドアのガラスをたたき割って2人が店内に。1人は、棚からブランドバッグを無造作に何個か掴むと、走って店の外へ。すると、入れ替わるように別の人物が店に入ってきました。

すでに店内にいたもう1人は、ハンマーのようなものでショーケースを叩き割り、中からアクセサリーを持ち去ります。
3人は乗ってきた車と店内を何度も往復もしながら、店からバッグやアクセサリーなどを盗んでいきました。犯行時間はわずか5分ほど。

(大蔵屋 名古屋本店 店長)
「びっくりという気持ち。まだ(気持ちの)整理ができていない。初めてのことなので…怒りよりも驚きのほうが大きい」
警察によりますと、3日午前4時15分ごろ、警備会社から「店のガラスが割られている」と110番通報がありました。警察官が駆け付けると店内は荒らされた状態でした。
店によりますと、高級ブランドのバッグや財布、アクセサリー、衣類などあわせて100点以上が盗まれ、被害額は1000万以上にのぼるということです。


(大蔵屋 名古屋本店 店長)
「この状況なので、店も再開できるかどうか検討がつかない」
当時、店は営業時間外でけが人はいませんでした。警察が窃盗事件として捜査を進めています。