逮捕した容疑者を拘束する留置場の管理体制を強化するため、岩手県警が新たに設けた組織の発足式が3日行われました。
式には、新たに発足した留置管理課の職員およそ30人が出席しました。そして高水紀美彦本部長が、「誇りと使命感を持って、日々の業務にあたって欲しい」と訓示しました。
岩手県警では奥州警察署の留置場で警察官の男が留置中の女性に対しわいせつな行為をしたとして、去年逮捕・起訴され、その後実刑判決を受ける事件が発生しています。留置管理課は事件の再発防止などを目的に設置されました。
留置管理課は今後、各警察署の留置場管理の監督、指導を行います。