林外務大臣は中国の秦剛外相と会談するため、夕方、北京に到着しました。会談では拘束されている日本人の早期解放を強く求める方針です。
林外務大臣は日本時間の午後5時過ぎ、北京の空港に到着。その後、中国に駐在する日系企業の関係者と1時間20分にわたり懇談しました。
この中で林大臣は先月、北京で日本人男性が拘束された問題について「中国側に厳重に抗議するとともに早期解放を引き続き強く求める」と述べたほか、「日系企業の正当な経済活動を保障するよう中国側に求めていく」と話したということです。
あすは秦剛外相と会談し、尖閣諸島や東シナ海などでの中国の軍事活動の活発化について深刻な懸念を伝えるなど、日中間のさまざまな懸案について議論を行う方針です。
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