いつもなら入ることができない”配水場”で咲く桜。この時期、初めて一般公開されています。

愛知県豊橋市の多米配水場。
浄水場でつくった水道水を一時的に貯めておくためのこの場所では、毎年春にはおよそ40本のソメイヨシノが咲き誇りますが、普段は関係者以外立ち入ることはできません。

(豊橋市上下水道局 浄水課・森下英明課長)
「今までは6月の水道週間に1週間だけ公開していた。桜のきれいなこの場所を知っていただいて、上下水道局を愛していただく、もっと知っていただくために開催に踏み切った」

敷地の中にはおよそ100年前に造られ、国の有形文化財にも登録されている「旧配水池」が……
満開のサクラとタイル張りの昭和レトロな建物とのコラボが楽しめるほか、展望台からは豊橋市内を一望しながらサクラを上から見ることができます。

(見に来た人)
「景色もきれいで、青空もきれいで、桜もきれいで最高でした」
「子供たちが丘の上に続く道路がずっと気になっていて、『ここは何だろう』と興味を持っていたのでいい機会だと思って来た」
「すごく新鮮で”知る人ぞ知る”って感じですごくいいなと思った」

桜の見頃にあわせて行われている多米配水場の一般公開は、4月2日(日)・8日(土)9日(日)の午前9時から午後4時で行われます。