子どもたちの夢を応援する「SBCこども未来プロジェクト」。

今回は全国大会4連覇を目指す松本蟻ケ崎(ありがさき)高校書道部を紹介します。

愛媛県で毎年夏に行われる書道パフォーマンス甲子園。

松本蟻ケ崎高校書道部は、去年の大会で史上初の3連覇を達成しました。

4連覇に挑む今年の新3年生は16人。

4月から申し込みが始まる予選に向けて、どんな作品を制作するか、話し合いを重ねてきました。

「やっぱり自分たちが書道パフォーマンスをやってる意味も伝わるように」

「線は線でもその線には意味を持たせた方がいいのかな」

予選は、演技の動画と作品の写真を提出し、審査が行われます。

中部ブロックは、強豪校がひしめく激戦区で、本戦出場までの道のりは楽なものではありません。

苦悩する部員たちに、先輩がアドバイスを送ります。

(卒業生)「今のみんなの文章はありきたりな文章に加えて言葉も簡単すぎて逆に響かない」

(パフォーマンス部長・原和乃花(はら・ののか)さん)「先輩たちの言葉は本当に重みがあってこれから先輩たちが応援してくれている分自分たちも頑張っていこうと」

(副部長山岡鈴奈(やまおか・すずな)さん)「みんなで焦りながらいい作品を作らないと。優勝で4連覇を達成してみんなで笑顔でやりきって終わりたいです」

先輩たちがつないできた書への思いを力に。

書道部の新たな挑戦が始まりました。