北信濃の春の風物詩、中野市のひな市が行われました。


中野市の商工会議所に並んだのは、一つひとつ手作りされた400体余りの「土びな」です。


ひな市は江戸時代から続く恒例行事で、毎年人気の土びなの展示即売会は、新型コロナの感染対策のため、2年続けて事前に抽選で購入者を選びました。

土びな408体に対し1,300件余りの応募があり、倍率は3倍以上という人気ぶり。


石川県から訪れたこちらの男性が購入したのは、お内裏様の土びなです。


「毎年、30年くらい通っています。顔が優しい…そこが魅力的」

そのほかにもさまざまな土人形が並び、中には地元中野市出身のプロ野球、牧秀悟選手をモチーフにした…と思しき招き猫も。


きょうは全国各地から土びなファンが訪れ、気に入ったものを買い求めていました。