31日告示の長野県議会議員選挙で、12の選挙区では立候補者が定数を上回り選挙戦に入りました。

飯山市・下水内郡には現職と新人の2人が立候補し、20年ぶりの選挙戦です。

立候補したのは届け出順に

自民党の現職で元県議会議長の宮本衡司(みやもと・こうじ)さん71歳

無所属の新人で元市議会議員の高山恒夫(たかやま・つねお)さん67歳の2人です。

現職で6期目を目指す自民党の宮本衡司さん。

200人を超える支援者を前に、20年間地域の代表として県議を務めた実績をアピールしました。

■宮本衡司候補「観光・農業をはじめあらゆる産業の活性化 経験と実績を生かし、人脈を生かし、さらにさらに取り組んでいく覚悟です」

応援に駆け付けた自民党で衆議院・長野1区の若林健太(わかばやし・けんた)議員も、県政を前に進めるためには経験が必要だと強調しました。

きょうは選挙カーで飯山市から栄村までめぐり、それぞれの地域の課題を解決したいと訴えました。

■宮本候補「やればやるほど、様々な課題が山のように出てくる、これを一つ一つ形にしていきたい」

無所属の新人・高山恒夫さんは、地元の飯山市瑞穂地区などで、豪雪対策や広域連携の推進などを訴えました。


■高山恒夫候補「飯山下水内、そして大きくは木島平・野沢温泉も含めたみゆき野、大きな地域の目で 地域の新しい風となって地域を活性化させていきたい。県議会議員の仕事というのは広域連携に対する懸け橋となるべきだと思っている」

出陣式では江沢岸生(えざわ・きしお)飯山市長も友人代表として応援演説し、飯山市は転換点にあるとして高山さんへの支持を呼びかけました。

きょうは選挙区を広く回り、市の職員や市議会議員の経験をもとに、県政に新しい風を吹かせるとアピールしました。

■高山候補「市職員を37年間、市会議員も12年間務めてきた。現場主義を貫いて、県政の中でも皆さんのためにがんばっていきたい」

そのほか、北信で選挙戦となったのは
長野市・上水内郡で、定数11に対し17人が立候補しました。

届け出順は次の通りです。

風間 辰一  自民・現

池田 清  無所属・現

野本 靖  無所属・新

グレート無茶  無所属・新

西沢 正隆  自民・現

高島 陽子  無所属・現

埋橋 茂人  立憲民主・現

服部 宏昭  自民・現

勝山 秀夫  公明・新

田中 豊  無所属・新

鎌倉 希旭  無所属・新

加藤 康治  公明・現

山本 裕太  無所属・新

和田 明子  共産・現

望月 義寿  立憲民主・現

山口 典久  共産・現

呉羽 咲子  維新・新