候補者が9日間に渡って舌戦を繰り広げる新潟県議会議員選挙が31日告示されました。様々な課題を抱える新潟県。各候補者は選挙戦を通じて何を訴えるのでしょうか。
・新型コロナウイルスを見据えた経済対策
・地域医療体制の構築
・子育て支援や人口減少対策
・原発問題など…

各候補者は新潟県が抱える様々な課題についてそれぞれの政策を訴えています。
中でも、最大の課題は多くの地方都市と同様に「人口減少」です。
新潟県の人口は、22年の10月1日時点で、215万2664人です。
10年前よりも1割近くも減り、249万人を超えていた1997年をピークに25年連続で減少しています。
人口が減ると働き手が減り、税収が減ります。そうすると県が提供する公的サービスの低下などにつながります。

県議選では子育て支援、移住定住の促進、就業支援など、候補がどう訴えるかはどの選挙区でも注目です。

そして新潟県と言えば「原発」です。
柏崎刈羽原発の6・7号機について政府は今年夏以降の再稼働を目指す方針です。

こうした原発の再稼働問題について各候補がどう向き合い、有権者に訴えていくのかが注目すべきところです。