メジャーリーグ・エンゼルスの大谷翔平選手は日本時間31日、2年連続の開幕投手として先発出場し、投げては毎回の10奪三振、打っては1安打と二刀流で、WBCの勢いそのままの活躍を見せました。チームは逆転負けを喫しました。

 アスレチックスとの開幕戦、大声援を浴びてマウンドにあがったのは、2年連続の開幕投手、3番・ピッチャー大谷です。その立ち上がり、先頭こそ歩かせたものの続くバッターをファーストゴロ、見逃し三振、ライトフライに打ち取りました。
 4回、1アウトからアスレチックスの3番・4番に連続ヒットを打たれ、2塁3塁のピンチを迎えますが、後続を2者連続の空振り三振に切って取り、渾身のガッツポーズも出ました。
 大谷は6回まで投げて毎回の10奪三振、無失点と開幕投手の役目を果たしました。バッティングでは、4回にライト前へ今シーズン初ヒットを放ち、3打数1安打でした。
 大谷はWBC優勝の勢いそのままの二刀流での活躍を見せたものの、チームはリリーフピッチャーがアスレチックスに逆転を許し2対1で敗れました。大谷に勝ち負けはつきませんでした。