長野県内は暖かな陽気となり、北信でも桜の開花が進んでいます。

長野市篠ノ井小松原の光林寺(こうりんじ)では樹齢およそ350年のシダレザクラが満開に。
およそ10メートルの高さから垂れ下がる姿は圧巻です。
桜の名所として知られ、今週末にはソメイヨシノとの競演も楽しめるということです。
本格的な桜前線がやってきた北信濃。

同じ長野市内の桜の名所、城山公園では、
4年ぶりの営業に向け、花見小屋の準備が本格化しています。

長野市の城山公園にある花見小屋、「鶴亀(つるかめ)」。
あさって(4月1日)に迫った営業開始に向けて、スタッフなど15人ほどが準備に追われていました。
桜の開花が早まったことから、4日ほど前倒してのオープンです。

■齋藤幸代(さいとう・さちよ)社長「早い早いと思っていてもここまで早いとは思わなかったですね。(間に合いますか?)なんとしてでも間に合わせます。徹夜してでもやります」
社長の齋藤幸代さん。
この時期を心待ちにしていました。
「4年ぶりの花見茶屋営業ができるということで喜びはもちろんですが、その前に初めての場所で整わないことが多くて・・・」

長野市の春の風物詩として知られる花見小屋。
新型コロナの影響で3年前から2年連続で営業できず、去年はそれまで営業していた場所が使えなくなり、小屋を構えることができませんでした。

今年は別の場所に移り、4年ぶりに小屋を開きます。
■齋藤社長「苦難と苦悩の連続でした。一面の桜を見渡していただける絶景の場所になりましたので、満開の景色の中でお客様がお花見を楽しんでいる光景をやりがい、楽しみにしています」
準備をしていると予約の電話が何度も鳴ります。
■齋藤社長「日によっては満席になっている時も…」

城山公園周辺の桜の見頃は間もなく。
花見小屋の営業は4月1日から桜が散るころまでを予定しています。














