重い心臓病で入院していた青森市出身の父をもつ1歳の女の子が30日、心臓移植手術を受けるため家族とアメリカに出発しました。

アメリカに出発したのは、青森市出身の佐藤昭一郎(さとう・しょういちろう)さんの次女、葵(あおい)ちゃん1歳です。30日朝、入院していた埼玉県の病院から、救急車で羽田空港に到着しました。葵ちゃんは医療スタッフに抱きかかえられて、医療用のチャーター機に乗り込み、母親の清香(さやか)さんとともにアメリカに向かいました。

※葵ちゃんの母 佐藤清香さん
「本当に皆さんのおかげで(心臓移植のために)飛ぶことができます。ありがとうございます」

葵ちゃんは重い心不全でこれまでに4回の手術を受け、現在は補助人工心臓で命をつないでいます。助かる唯一の方法は心臓移植ですが、国内では臓器提供の数が少ないなど環境が整わないため、2022年11月、アメリカでの移植を目指して募金活動が始まりました。目標金額は円安の影響で5億3000万円まで膨らんだものの、1か月足らずで達成し、渡米する日を待っていました。

※葵ちゃんの父(青森市出身) 佐藤昭一郎さん
「本当に多くの方にご支援いただきましたので、これを無駄にしないように葵のことを無事に移植手術まで送り届けたいと思っております。」

その後、父・昭一郎さんも民間機でアメリカへと向かい、葵ちゃんは家族とともに現地の病院で移植手術を待ちます。