早産などで小さく生まれた赤ちゃんの子育てを支援するための母子手帳が完成し、岩手県が30日、支援団体に寄贈しました。
今回、岩手県が500部制作したのは、「いわてリトルベビーハンドブック」です。ハンドブックには体重は0グラムから目盛りが記されていて、発達状況については個人差に配慮し自由記述としています。
自らも経験があり、低体重で生まれた子どもや家族をサポートする団体の浅利美咲代表は、ハンドブックの制作を県に要請していました。
(めんこいわらしっこ 浅利美咲代表)
「ハンドブックができたことによって、この子たちの存在が認められたんだなということでとっても嬉しく思います。一日でも早くお母さんたちに届けばいいなという思い」
「リトルベビーハンドブック」は今年度までに岩手を含む36の道府県で導入されています。