桜が開花した須坂市の臥竜(がりゅう)公園では一足早いお花見を楽しむ人もいました。


池を囲むようにおよそ160本の桜が植えられた臥竜公園。

須坂市の桜の名所でもきょう29日、ソメイヨシノの開花が宣言されました。


(訪れた市民は)「きょうはどうだろうと思って、来たら咲いていたのでよかった。なんか春が来たなあって…」


公園の管理事務所によりますと、3月29日の開花は去年より11日早く、記録が残る過去23年間ではおととし(2021年)と並ぶ“過去最速”。


来月2日から4日ごろに満開になる見込みです。

臥竜公園の名物といえば、濃い茶色が食欲をそそる黒おでん。


開花に合わせるかのように客が次々と来店し、一足早いお花見を楽しんでいました。


(おでんの味は?)「めっちゃ味がしみ込んでいてめっちゃおいしかったです」「最高でした!」

(黒おでんを提供する「金箱」店主)「(新型コロナの制限で)3年間ずっと我慢していたが、今年はその3年分頑張ろうと思っています」


臥竜公園では4月1日からさくらまつりが開かれ、午後6時から10時まで桜がライトアップされます。