困っている人の笑顔のために

寄付できる髪の長さは35センチほどになっていました。

【羽尾光博さん(13)】
「“ボランティア”って(人に)見せるためにやっているものではないんですけども、男の子だってこうやって苦労はしますけど『できるんだ』というのを発信していかないと、困っている人は助けられないし、できる人ができない人のためにやらないと、この世の中はちゃんと回らないと思うので」

光博さんの髪の毛は今後大阪にあるNPO法人に送られ、医療用のかつらを必要とする18歳以下の人に無償で提供されるということです。

また光博さんは普段バスケットボールをしているそうなのですが、髪の毛を縛ってプレーをしても顔に当たって大変!と、そんな苦労もあったようです。

病気の影響で髪の毛を失ってしまって、ふさぎ込んでしまう子どもたちは大勢いると思いますが、少しでも前向きになってほしい…このような取り組みがさらに広がるといいですね。