国会では、過去最大の規模となった予算が成立しました。予算審議の場で追及を受けてきた高市経済安保担当大臣については「逃げ切った」との声も出ています。
午後3時すぎ、一般会計の歳出総額が過去最大の114兆円を超える2023年度予算が国会で成立しました。
この1か月弱、予算審議で注目されたのは、放送法の解釈をめぐる総務省の行政文書でした。
立憲民主党 小西洋之参院議員(今月3日)
「仮にこれがねつ造の文書でなければ、大臣そして議員を辞職することでよろしいですね」
高市早苗経済安保担当大臣
「結構ですよ」
なかでも、文書の一部を「ねつ造」「怪文書の類い」などと主張した高市大臣は野党から徹底追及を受けます。きょうの審議でも…
立憲民主党 杉尾秀哉参院議員
「怪文書でも何でもないんです。行政文書なんです。公文書なんです。どうですか」
高市早苗経済安保担当大臣
「作成者不明、配布先も不明、作成目的も不明。これは言わば怪文書の類いだと、私から考えたらそう思う。ただ国会での答弁では、ねつ造文書と、かなり配慮をして申し上げたつもりです」
立憲民主党 杉尾秀哉参院議員
「大臣をお辞めください」
高市早苗経済安保担当大臣
「杉尾委員に言われて、私は何らやましいこともないのに大臣の職を辞するということはございません」
この国会の主要テーマは当初、防衛増税や少子化対策と見られていましたが、結果として、高市大臣をめぐる質疑に多くの時間が割かれました。
政府関係者
「岸田総理は楽だったと思うね。高市さんがMVPかも知れないね」
外交的な成果も相次ぐ岸田政権。与党内には、支持率も上昇しているとして総理が早期解散に踏み切るとの観測まで浮上しています。
公明党 山口那津男代表
「いよいよ統一選ですね」
岸田総理
「統一選挙、はいはいそうですね」
公明党 山口那津男代表
「解散じゃありませんね?」
岸田総理
「あ、いや…統一地方選挙です」
野党側には「『ねつ造』発言を追及せざるを得なかった。本丸に切り込めなかった」などと悔やむ声も出ています。
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