一足早く、本格的な春の訪れです。

山形市では名物の早咲きの桜が道行く人の目を楽しませています。

山形市八日町のあぢやま醤油です。

軒先に植えられた奥丁字桜(おくちょうじざくら)がいま、見頃を迎えています。

報告・矢野秀樹「歩道にピンク色のアーチがかかっています。風が吹くとほんのり桜の香りがして春の便りを感じます」

青空が広がった日中、満開の桜を写真に収める人の姿も。

街の人「気持ちよく歩けるね。さくらを見ると元気をもらう」

地域で愛される奥丁字桜。

今月20日ごろに開花し、例年よりも1週間ほど早く満開となりました。

桜に興味津々の子どもたち。手のひらに、花びらをのせる女の子。

こども「さくらです。3歳です」(Q手にのせた桜どう?)「きれいです」

街の人「子どもたちも代々このさくらを見ながら育ってきて感慨深い」

満開の桜をじっと見つめる河田さん。



桜は今から40年ほど前に、おととし亡くなった河田さんの祖母、セイさんが植えたものです。



あぢやま醤油・河田吉助代表「祖母もここまで大きくなるとは思っていなかったと思う。今年も立派に咲いて嬉しい。ちょっと早い春を感じてほしい」

あぢやま醤油の奥丁字桜は、今週いっぱい楽しめそうだということです。