家庭用のルーターがサイバー攻撃に悪用されている事案が相次いでいることから、警視庁はJR秋葉原駅でルーターのセキュリティ対策を強化するよう注意を呼びかけました。

警視庁によりますと、2020年以降、家庭用のルーターが何者かに乗っ取られ、大手企業へのサイバー攻撃に悪用されるケースが全国的に相次いでいるということです。

警視庁公安部は午後2時から、東京・千代田区のJR秋葉原駅前の広場で、家庭用ルーターのセキュリティ対策が書かれた冊子を配りました。

対策として、警視庁はパスワードを単純化しないことや、メーカーのサポートが切れたルーターを使用しないことなどを挙げたうえで、見覚えのない設定変更がされていないか、定期的に自宅のルーターの状態を確認するよう呼びかけています。