4年前・2019年の台風19号で橋梁が崩落するなど大きな被害があった上田電鉄別所線。全線の復旧から2周年を迎え、感謝を込めたさまざまなイベントが開かれました。

上田市の下之郷(しものごう)駅にある車両基地では、運転士の疑似体験が行われ、子どもたちが運転席に座って機器を操作したり、車内アナウンスに挑戦したりしました。

(子どもたちは)「楽しくてもう一回やりたいなと思った」

「(上田電鉄は)丸い窓で昔から愛されているのでそこが好きです」

車内では、スタッフによるハーモニカ演奏が披露され、乗客が昔懐かしい音色と車窓からの風景を楽しんでいました。

復旧から2周年となる28日は、スマートフォンアプリの「チケットQR」で乗車した場合、運賃が終日無料になったほか、別所温泉駅では地元の旅館組合が鍋を振る舞いました。

上田電鉄の担当者は、復旧への感謝を伝え、沿線の魅力を再発見する機会になればと話していました。














