地域で世代を超えて受け継がれてきた食文化を発信する文化庁の「100年フード」。
今年度(2022年度)の「100年フード」に、長野県内では上田市の、あのご当地グルメが選ばれました。

上田市で半世紀以上にわたって市民に愛される焼き鳥。
すりおろしニンニクが入ったしょうゆベースのタレをかけて食べる「美味だれ(おいだれ)焼き鳥」です。

この焼き鳥が、今月、伝統的な食文化を発信する文化庁の「100年フード」に認定されました。

認定を受け、飲食店などでつくる有志団体「美味(おい)だれで委員会」が、27日夜、発祥の店といわれる上田市の「鳥正(とりまさ)」に感謝状を贈りました。

委員会は、美味だれ焼き鳥の認知度を向上させようと10年前から活動を行っていて、今回、100年フードに応募しました。


(美味だれで委員会・池松勇樹事業部長)「焼き鳥店主が高齢化し、そこにコロナが追い打ちをかけて焼き鳥店の存続があやしくなってくるというのを目の当たりにしていた。若い人たちに美味だれ焼き鳥とはどんなものなのか、ちゃんと食べてもらいたい」
委員会では、世代を超えて愛される地域の食文化を伝承していくため、改めて気を引き締めたいとしています。














