京都の観光名物「保津川下り」で舟が座礁し、1人が救助されましたが心肺停止の状態です。ほかに2人が流されたという情報もあります。
28日午前11時半ごろ、京都府亀岡市と京都の観光地・嵐山を結ぶ「保津川下り」で「舟が一隻座礁した。けが人が1人いる」と運営会社から消防に通報がありました。
京都市消防局などによりますと、船には乗客25人と船頭4人の計29人が乗っていましたが、3人が流されたという情報があるということです。このうち船頭1人が救出されましたが心肺停止の状態で病院へ搬送されました。
乗客の中に外国人観光客が含まれているという情報もあります。
乗客の大半は陸地に救助されましたが、確認がとれていない人もいて、運営会社は船を上流からさらに6隻出して救助に当たっているということです。
座礁した現場は流れの激しい上流付近とみられます。
運営会社によりますと、船は午前11時前に亀岡市を出発したということで、警察や消防が確認を急いでいます。
「保津川下り」は京都の観光スポットで、川の上流から観光名所の嵐山までの川下りで、桜なども見ることができ、この時期は多くの観光客で賑わっています。














