長野県の北信地方の高校生と県内出身の若手プロ奏者がプロ・アマの垣根を超えて共演。
タクトを振ったのは、日本を代表するサックス奏者です。
(信濃の国♪)
長野市芸術館で26日に開かれた、『スーパー・ウインド・オーケストラwithNAGANO12』。

長野県内出身の若手プロ奏者12人からなるNAGANO12が、伸びやかな音色を響かせました。

(アラジン♪)
その演奏会で共演したのは、北信地方の高校生およそ90人が集まるスーパー・ウインド・オーケストラ。

プロとアマチュアの垣根を越えた交流の場を設けようと2019年から始まり、新型コロナの影響で、26日は4年ぶり2回目の公演です。
(新世界♪)
監修を務めるのは、日本を代表するサックス奏者=須川展也(すがわ・のぶや)さん。
長野市芸術館とタッグを組んでNAGANO12をプロデュースし、今回の演奏会に向けは高校生の指導にも携わりました。

(監修・指揮須川展也さん)「高校生はやっぱりすごいなと思うのは、あっという間にうまくなる。吸収力がすごくて。みんなが一気に集中してひとつのものに向かって情熱をかけていく姿って、かっこいいですよね」
100人を超えるステージは圧巻の迫力でクライマックスを迎え、ホールに集まったおよそ500人の観客を魅了しました。
地元出身のプロとの共演は、高校生にとって大きな刺激となったようです。
(長野吉田高校3年小山華穂さん)「一丸となって曲を作っていく感じが日に日に増していくのが楽しかったです」
(文化学園高校2年柳島優来さん)「隣にプロの方がいたので、拍の取り方とか音色とかを間近で聴くことができたので、とても参考になりました」
(NAGANO12清水舞花さん)「本当に純粋にすごく楽しんでくれていたのが何よりも嬉しくて、一緒に楽しめました。高校生も本当に素晴らしくて、私たちも良い刺になりました」

須川さんは、公演をきっかけに、長野のオーケストラが盛り上がり、世界に羽ばたく高校生が出てくれればと願っていました。














