中国の通信機器大手・ファーウェイは近く、独自の対話型AIサービスを発表すると明らかにしました。
ファーウェイによりますと、対話型AIサービスの名前は「盤古(バンコ)」で、人間が話したり書いたりする中国語を理解し、質問に対して自然な中国語で回答できるのが特徴だとしています。
サービスが始まる日程などは明らかになっていませんが、5月からは新しいスマートフォンにこの技術を応用し、好きな画像を音声で検索できるようにするということです。
中国ではIT大手「百度(バイドゥ)」も、今月、独自の対話型AIサービス、「ERNIE Bot」を発表しています。
対話型AIサービスをめぐっては米中間の開発競争が激しさを増していますが、中国政府は、対話型AIサービスを通じて中国に批判的な情報に国民が触れることを警戒しているとみられ、中国本土では、アメリカの「ChatGPT」は原則として使うことができません。
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