県内で去年1年間に警察に届けられた落とし物は2万9000件あまりで、前の年より増えました。
そのうち、現金は2億7000万円を超えています。

県警のまとめによると、県内で去年1年間に届けられた落とし物は2万9489件。
このうち、現金は2億7739万円で、どちらも前の年より増えました。
県警はコロナによる行動制限がなくなり、外に出る機会が増えたことが増加の要因の1つとみています。
物品別で最も多かったのはカード類の1万5764件で、次いで財布、運転免許証、鍵、健康保険証類となっています。

落とされた現金は2億516万円が処理され、落とし主に返されたのが71.8%にあたる1億4720万円、県のものになったのが14.5%、拾った人のものになったのが13.7%ととなっています。

落とし物の情報は県警のホームページでも確認できます。