39年間少年院で散髪をしてきた仙台市の理髪師が少年の矯正教育に貢献したとして表彰されました。

仙台市若林区にある東北少年院の山本宏一院長から感謝状を贈られたのは理髪店「ヴィレッジ」の新田千代美さん(69)です。

新田さんは1984年から39年間にわたって少年院に出向き、およそ2400人の少年に入院時と退院時の2回、散髪をしてきましたが、27日が最後の仕事になりました。散髪中、会話を交わすことはありませんでしたが、立派に更生し社会に復帰することを願いながら散髪してきたといいます。

ヴィレッジ新田理髪店 新田千代美さん:
「立派に更生してもらいたいという気持ちで一つ一つ切った」

ヴィレッジ新田理髪店 新田千代美さん

東北少年院 山本宏一院長:
「少年院の子どもにとって入った時と出る時、この2の大きな人生のステージにおいて新田さんは大きな意味がある」

散髪は今後、別の理髪師が引き継ぐことになっています。東北少年院でかつて100人を超えていた収容少年は現在22人と年々減少しています。