コロナ禍で運休していた松山-ソウル線が26日、およそ3年ぶりに運航を再開しました。愛媛を訪れた外国人の反応は?受け入れる側の観光地やホテルは?本格的なインバウンドの再開に期待が高まる愛媛県内の表情を取材しました。

■松山-ソウル便が再開! 韓国から観光客が続々と…

26日、韓国のLCC・チェジュ航空が運航するソウルからの便が松山空港に到着しました。

国際線の到着ロビーでは、県の職員らが韓国語の横断幕を掲げ、訪れた観光客を出迎えました。
コロナ禍の水際対策により、2020年3月から運休が続いていた松山-ソウル線。
およそ3年ぶりの運航再開と週5往復への増便に空港は歓迎ムードに包まれました。

韓国からの観光客
「愛媛に来るのは初めてです。良い所や美味しいものがたくさんあると聞いて期待しています」
「温泉や鯛めしが楽しみです」

韓国人観光客らが次々と到着ゲートに現れる中、「チェ・ウンジさん」という人を待つ女性が。

「写真でしか見たことがない。初対面です」

松山大学の職員・高橋奈央さん。
コロナ禍で来日が1年延期となった韓国人留学生の出迎えに訪れていました。
初めて愛媛にやってきた、韓国人留学生のチェ・ウンジさんです。

チェ・ウンジさん
「ちょっと緊張しています。一番の目標は日本語能力の向上です」
高橋奈央さん
「実際に会うとすごく嬉しい。松山大学でいい思い出を作って1年間頑張ってもらえたらと思います」

大学での国際交流も本格的に再始動です。