4月から小学生になる子どもたちの交通安全や学業成就などを願い、ランドセルに祈りを込める行事が26日岩手県奥州市の寺で行われました。

 「ランドセル祈祷会」は奥州市の興性寺で毎年行われていて今年で8回目です。26日はこの春、小学生になる市内外の子どもたち9人とその保護者が参加しました。
 祈祷会では護摩焚きの炎にランドセルをかざしてお経を唱え、交通安全や学業成就の祈りを込めました。

(保護者)
「コロナの方も落ち着いてきたので、今まで我慢してもらったので楽しく自由に生活してもらえればと思います」
(興性寺 司東隆光 副住職)
「一番は健康に事故無く小学校に6年間通って欲しいなと、健康であることが一番の思いでございます。お友達もたくさん作って勉強
も頑張れる環境を作っていって頂ければと思います」

 祈祷が終わると子どもたちはランドセルを大事そうに抱えながら来月から始まる小学校生活へ期待いっぱいの様子でした。