岩手県出身者初のプロ棋士となることが決まった釜石市出身の小山怜央さんの祝賀会が、26日紫波町で開かれました。

 祝賀会には日本将棋連盟の関係者や小山さんの親族などおよそ100人が出席しました。編入試験に合格しプロ棋士になることが決まったあと初めての岩手入りとなった小山さんは、紺色のスーツに身を包み、緊張した面持ちで会に望みました。
 そして日本将棋連盟岩手県支部連合会の細川正士会長や、日本将棋連盟の島朗九段などから、「プロ入り後も頑張って欲しい」とエールが送られました。4月以降、まずはフリークラスからのスタートとなる小山さんはこれからの決意を述べました。

(小山怜央さん)
「フリークラス脱出へ向けて皆さんに応援していただくことが私の力になると思いますので、今後とも応援よろしくお願いします」

 小山さんは28日、釜石市で子供を対象とした将棋教室に参加する予定です。