夢に向かって頑張る子供たちを応援する「こども未来プロジェクト」。

今週は体操の県代表として全国大会に出場する長野市の小学生です。

この春小学校を卒業した長野市の板倉圭吾(いたくら・けいご)くん。

小学1年から、市内のクラブで体操に打ち込んでいます。

(板倉くん)「ほかの競技に比べ使わない体とかを大きく使ったりするので、ダイナミックさが出て面白いと思う」

4種目で競う大会で県の1位となった板倉くんは、26日から茨城県で開かれる「全国小学生大会」に出場。

得意種目の一つ、「鉄棒」は9点台をマークしました。

「難しい所は・・・怖いです」Q怖さはどうやって克服する?「たくさん数を練習すると慣れると思います」

もう一つ、県大会で9点台をマークしたのが跳馬。

県内の小学生では数人しかできないという「ツカハラ跳び」をマスターしています。

(NPIC体操クラブ・青木裕一(あおき・ゆういち)代表)「自分で目標をもって練習できる選手なので、これからも伸びていくのを期待しています」

練習の辛さは両親の励ましや仲間の言葉で乗り越えてきたという板倉くんの将来の夢は、人の傷みを癒す柔道整復師。

体操でも、さらなる高みを目指します。

(板倉くん)「長野県であと数年後に国体があるので、それでいい順位を残すことと、高校生になったらインターハイに出たいです」

もうすぐ中学生。

夢にまた一歩、近づきます。