おととい噴火警戒レベルが2に引き上げられた浅間山は、火山活動が活発な状態が続いていて、気象庁が噴火への警戒を呼びかけています。

浅間山では、火山性地震が22日に60回観測されると、おとといは92回に増え、きのうは午後3時までに速報値で59回確認されました。

また、15日ごろから山体の西側での膨張を示すと考えられるわずかな傾斜変動が認められるなど、火山活動が活発な状態が続いています。

気象庁は、おととい、浅間山の噴火警戒レベルを2に引き上げ、火口からおおむね2キロの範囲で大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけていて、小諸市は、該当するエリアを立ち入り禁止としています。