深刻な不漁が続くサンマについて、日本や中国、ロシアなど9つの国と地域は漁獲枠を25%削減することで合意しました。
日本や中国、ロシアなどがサンマの資源管理を話し合う国際会議が終了し、参加する国と地域全体での年間の漁獲枠を去年より25%削減することで合意しました。おととし40%の削減を決めて以来の規制強化となります。
日本でのサンマの水揚げ量は4年連続で過去最低を更新し、資源の回復を図るため今回、日本は厳しい規制を求めていました。
今回の合意で総漁獲枠は25万トン以内となりますが、去年の実績は9万2000トン程度にとどまっていて、実際に操業制限につながる可能性は低く、実効性には課題が残ります。
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