去年10月から一定の所得がある後期高齢者の医療費の負担が、1割から2割に引き上げられました。
アンケート調査では、8割の人が「重い」もしくは「とても重い」と答えました。


調査は、長野県民医連が医療機関を受診した高齢者などを対象に去年11月から今年2月にかけて行いました。


去年10月から、窓口負担が2割に引き上げられた回答者400人余りのうち、負担が「重い」と答えた人が52.7%、「とても重い」と答えた人が27.6%で、あわせて8割を超えました。

アンケートでは「以前は70歳以上は無料だった」「どこまで生活を切り詰められるのか不安」などの声が寄せられました。

結果を受けて県民医連は、「窓口負担2割化の撤回」が必要だと訴えました。