岡山大学の卒業式が、きょう(24日)岡山市北区で行われました。コロナ禍での学生生活を余儀なくされた卒業生たち。きょうは保護者の出席も認められ、感染対策を緩和しての開催となりました。この4年間、そして将来について語ってもらいました。
ジップアリーナ岡山で開かれた岡山大学の卒業式です。学部生と大学院生あわせて3150人が卒業。卒業生の代表者に槇野学長から学位記が手渡されました。
(経済学部 古段佑樹さん)
「岡山大学で学んだ私たちは、それぞれの環境下で、きょうできることを積み重ね、強みを発揮することで、それぞれのあすを切りひらいてまいります」
今年は会場でのマスクの着用が任意となり、保護者も出席しての卒業式となりました。
「はいチーズ!」
(卒業生)
「いい4年間だったなと思います」
「卒業できるかギリギリだったので、卒業できてよかったです」
「嬉しいですね。きょうみんなと素顔で写真を撮れて」
「コロナが大きい。きょうの式の中でも何回か話がありましたけど、大学2年生になったタイミングで直撃したので、その後の大学生活に結構影響を及ぼしたかなあというところが、印象が一番大きかった」
「春からは岡山大学の大学院にそのまま進学する予定です。将来どういう仕事に就きたいかという希望がまだないので、それをしっかりこの2年間で見つけていけたらいいかなと思っています」
「4月からは、神戸で医者として働きます。患者さんのことをしっかり診られるお医者さんになりたい」
卒業生たちは希望を胸に学び舎をあとにしました。