多彩な人物画を手がける岡山県倉敷市在住の画家・大島愛さんの個展が、瀬戸内市の美術館で開かれています。
台湾の原住民と移民の顔写真をそれぞれに重ね合わせた作品では複雑な歴史を表現したといいます。大島愛さんは倉敷市在住の画家で2019年には岡山県ゆかりの若手美術家に贈られるI氏賞を受賞しています。

今回の個展のテーマは、「Historical studies」。様々な人物や出来事の背景に考えを巡らせてもらおうと試みた絵画や映像作品、合わせて23点が並んでいます。

(画家 大島愛さん)
「こちらは瀬戸内市の長島愛生園を取材して作った作品で、愛生園の初代園長の光田先生という医者の顔を描いている」
