コロナ禍でのネットショッピングの増加などで近年、重要性を増している「コンテナ海運」のこれからを考えるサミットが長崎市で初めて開かれました。



「全長399.9mということで、もし出島に着岸したらどうなるかと、(出島が)3つ必要です」

洋服や食べ物など私たちの身近なものの多くはコンテナで運ばれてきます。かつて日本の海運の一大拠点だった出島に全国から研究者など50人以上が集まったサミットは、コンテナ船事業の国内大手企業が産学連携の機会を作ろうと企画しました。

大学教授「コンテナは箱で運ぶので、帰りが空になっているということがあるんですが、帰りにバルク貨物穀物などを使って輸送を効率化できるんじゃないかと」

オーシャンネットワークエクスプレス岩井泰樹マネージングダイレクター「環境問題解決というのがこれからコンテナ海運の世界で非常に重要になってきますというところと、様々な新しい技術ですね、デジタルITを中心として技術で取り組むというところで、産学連携が必要だなと思っております」


サミットでは燃料の脱炭素化で環境負荷を軽減する方法や、デジタル技術による効率化などについて意見が交わされました。