島根県浜田市三隅町にある2本の名物桜、「三隅大平桜(みすみおおびらざくら)」と「佐々木桜(ささきざくら)」が、揃って見ごろを迎えています。

「三隅大平桜」は国指定天然記念物で、推定樹齢およそ600年を超える古木。高さ17メートル、枝張りは、東西24メートル、南北30メートルもあります。

ヒガンザクラとヤマザクラ、両方の性質を合わせ持つ貴重な品種とされ、1935年に、国の天然記念物に指定されました。

花が咲いている間は、ライトアップも行われます。

「三隅大平桜」、見ごろは3月25・26日までです。

一方、島根県浜田市の天然記念物に指定されている一本桜の巨木「佐々木桜」。

「佐々木桜」はエドヒガンザクラの古木で、樹齢は推定で300年から350年、高さはおよそ10メートル、枝張り18メートルの巨木です。

横に伸びた太い枝は、下を流れる「石田川」の上を超えそうなほどで、可憐な花をたくさんつけています。

「佐々木桜」も見ごろは、3月25・26日ごろまでです。