国会では参議院で2023年度予算案の審議が行われていますが、野党側は、岸田総理がウクライナのゼレンスキー大統領に「お土産」として贈った「しゃもじ」について追及しました。

野党側は、岸田総理がゼレンスキー大統領に「必勝」と書かれた「しゃもじ」を贈ったのは不適切だったのではないかと問いただしました。

立憲民主党 石垣のりこ 参院議員
「これ『必勝』と書かれてるのっていうのは、選挙とか、スポーツ場の競技ではありませんので、日本がやるべきはやはり、平和をいかに和平を行うかであって、これ、必勝というのは余りにも不適切ではないかと思うんですが」

岸田総理
「いずれにせよ、ウクライナの方々は祖国や自由を守るために戦っておられます。こうしたこの努力に対して、我々は敬意を表したいと思いますし、我が国としてウクライナ支援をしっかり行っていきたい」

また、野党側は、放送法の解釈に関する総務省の行政文書の一部を「ねつ造だ」と主張する高市経済安保担当大臣の更迭を迫りましたが、岸田総理は「文書の正確性について議論しなければならない段階であり、いきなり更迭云々は論理の飛躍ではないか」と指摘するにとどめました。