外務大臣などを務めた中山太郎元衆院議員が今月15日に老衰のため亡くなりました。98歳でした。

中山氏は大阪府議会議員に当選後、1968年に自民党から参院選挙に出馬し初当選。

その後、衆院議員に鞍替えし、89年に誕生した海部内閣では外務大臣を務めました。90年から91年に起こった湾岸戦争に際しては、国際貢献などを巡ってアメリカとの交渉に当たりました。

その後は衆議院の憲法調査会の会長を務め、国会における憲法論議の中心的な役割を担いました。