日本バレーボール協会は6日、今年9月に開催される世界選手権へ向け、第2回合宿メンバー23名を発表した。新主将・古賀紗理那(25)をはじめ、宮部藍梨(23)と宮部愛芽世(20)姉妹、東京五輪にも出場した石川真佑(21)らも名を連ねた。

会見で眞鍋政義監督(58)は「パリ五輪まで2年と5、6カ月ですか。非常に短いスパンですけど、パリ五輪でメダルを獲得する。メダルに挑戦することとさせて頂きます」と意気込みを語った。今年のキャッチコピーは「世界への突破口を見い出そうと言う意味」の『BREAK THROUGH(ブレイクスルー)』。まずは2023年9月に開催されるオリンピック予選での五輪出場権獲得を目指す。

また、会見では、28年ぶりに日本に銅メダルをもたらしたロンドン五輪出場メンバーら13名を招へいする「アントラージュfromロンドン」を立ち上げることが発表された。
眞鍋監督は「東京五輪からパリまでは時間が短い『オールジャパン体制』のひとつ」と説明。「メダル獲得までの課程や準備などいろんなアドバイスをしてほしい」と期待する。

会場にかけつけたリオ五輪キャプテンで長年日本代表をエースとして支えた木村沙織(35)は「パリ五輪へ向けて選手達がのびのびと活躍できるようにサポートしていきたい」と日本代表をサポートしていくことを誓った。そのほか監督付戦略アドバイザーの竹下佳江(44)、東京五輪で主将を務めた荒木絵里香(37)ら13人のメンバーが、時間の許す限り練習に参加し、新生眞鍋ジャパンを後押しする。

日本代表はこのあと第2回、第3回合宿を行ってさらにメンバーを絞りこみ、眞鍋監督が「ファイナルラウンドに進出したいという目標をもっております」と語る、6月開幕のネーションズリーグを戦う。