アメリカ・マイアミで行われたWBC決勝、日本代表は連覇を狙うアメリカと激闘の末、14年ぶりに世界一の座を奪還しました。遠く、決戦の地アメリカに向けて県内外のファンが熱い声援を送りました。

世紀の瞬間を見届けようと、石川県金沢市内のスポーツバーにも多くの人が集まります。
「やっぱりきょうも村上に打ってほしい。(期待するのは)やっぱりホームランでしょ」
「大谷選手に盛り上げてもらって優勝してほしい」
「(期待するのは)もちろん、今ユニフォームを着ている大谷選手。がんばれニッポン!」

世界の頂点をかけた戦い、先制したのは前回大会王者・アメリカです。先制被弾を受け、店内で見守るファンに少し落胆ムードが広がりました。

しかし、嫌な流れを断ち切ったのは村上の一振りでした。まさに“村神様”の一発で同点に。
「最高!打った瞬間に絶対入ったと思った」
(ヤクルトスワローズのユニフォームを着た人)

その後、ヌートバーのファーストゴロの間に3塁ランナーが生還し、日本が逆転に成功。そして4回裏には、今大会のお立ち台で何を聞いても「最高です」と答え話題となった、岡本のソロホームランが飛び出し点差を2点とします。

その後は日本球界を牽引する投手陣が、メジャーリーグ屈指のスラッガーに立ち向かいます。しかし8回表。ダルビッシュが一発を浴び、侍ジャパンは1点差に詰め寄られます。

迎えた最終回、栗山監督は大谷にマウンドを託します。先頭打者の出塁を許したものの、続くM.ベッツを内野ゴロに抑えダブルプレーに。歓喜の瞬間まであとアウト1つ…打席に立ったのは大谷のチームメイト、M.トラウト。フルカウントで投じた6球目は、スライダーでした。


MRO 久保田アナウンサー
「決まったーーー!日本世界一、会場も大盛り上がりです!」

店内が歓喜に沸く中、大谷のユニフォームを着たファンは…
Q 今の気持ちは?
「最高でーす!」
Q どのシーンが一番印象に残っていますか?
「最高でーす!」
Q 一番印象に残っているシーンは?
「最高でーす!」

「とにかく嬉しくて本当に…勝利を届けてくれてありがとう!」